今月4月20日から開始するドラマ「行列の女神」
彼女らはなぜ、苦境にあえぐラーメン店を次々と救うことができるのか?
その秘密は顧客心理を知ること。
ただのグルメドラマではないんです。
クールで頭脳明晰なコンサルタント・芹沢役に鈴木京香さん、空気を読まない新入社員・汐見役は黒島結菜さん。
主演を飾るお2人の過去作品、おさらいしちゃいましょう!
黒島結菜さんのプロフィールと過去作品
その後も映画『オケ老人!』やドラマ『アシガール』『スカーレット』『死役所』など多数の映画やドラマへ出演。
3月に開催された第43回日本アカデミー賞では自身の出演作『カツベン!』で新人俳優賞を受賞。
今まさに勢いに乗っている女優の1人。
NHKドラマ『アシガール』で人気沸騰
2012年のデビュー以降、『マッサン』、『いだてん』、『スカーレット』などNHKドラマへの出演も多い黒島さん。
2017年の『アシガール』では、俊足が取り柄の女子高生が戦国時代へタイムスリップし、一目惚れした武将の若君を守るべく足軽になって活躍。
漫画のようなストーリーですが、元気で真っ直ぐなキャラが受けて多くのファンを獲得しました。
再放送を望む声も多く、なんと17日から再放送が決定!
2020年4月17日 毎週金曜日 よる10時から NHK総合にて放送。
(再放送)翌週水曜日 午前1時20分から(火曜深夜) NHK総合にて放送です。
NHKオンデマンドからも見ることができます。(2020年4月現在)
『スカーレット』では、個性的だけど憎めない役を好演
2019年のNHKの朝ドラ『スカーレット』では、松永三津で活躍。
主人公の川原喜美子へ弟子入りし、若い発想で新風を巻き起こす役を演じました。
「三津はあの時代に女の子ひとりで全国を旅して、いろんな人に断られながらも陶芸家の弟子になりたいという目標を諦めない強さがある人だと思います。経験も豊富だからこそ自信もある。とてもまっすぐで思ったことを次々と口にするけど、女の子らしい一面もあって。いろんな要素があるキャラクターなので演じるのがとても難しいです。
(中略)
意外と気遣いもできる子なので、『なんでもできてすごい子だな』と思ったのですが、自分の好きな陶芸が苦手というところが、三津のかわいらしいところなんじゃないかと思います」
デビュー当初は持ち前の明るさを生かした役が多かったけれど『スカーレット』では常識にとらわれない個性的な役。
道ならぬ恋から身を引くシーンを見た時は『大人になったな』って役者としての成長も見ることができてジーンとしちゃったわ。
『綺麗すぎない』写真を撮るのが好き
写真好きなのも有名で、ご自身のインスタグラムには風景写真を中心に投稿されています。
「近々実行したいと考えているのが、心から大切にしている愛犬との登山。まずはキャンプができる近場の山を探して、テントで1泊したいと画策中。たっぷりの愛情を注いでいるので、自然に触れたときの笑顔を見るのが心から楽しみなんです」
愛犬との登山が叶うといいですね。
撮影された山間の景色を切り取ったショットにも抜群のセンスを感じます!
この投稿をInstagramで見る
鈴木京香さんのプロフィールと過去作品
生年月日:1968年 5月31日生まれ(51歳)
出身地:宮城県出身
大学在学中からモデル業を開始。
1989年『愛と平成の色男』で女優デビュー。
90年以降はテレビドラマ『我慢できない!』のコミカルな演技が受け、豪快な刑事役から教育ママなど多岐にわたる。大河ドラマにも多数出演。
ドラマや映画、CM以外にも、NHK東日本大震災プロジェクトの参加や、デトロイト美術館展の音声ガイド(ナレーション)にも携わる。
鈴木京香さんの出演作BEST3!
映画にドラマ、CM、舞台と広範囲で活躍中の鈴木さん。
昨年はなんと歌手デビューまで果たしています!
映画とドラマから厳選した3作品がこちら!
1,ラヂヲの時間(1997年 映画)
主婦のみや子(鈴木京香)が脚本家デビュー作となるラジオドラマの収録日を迎えた。
しかし、開始直前になって主演女優が『名前が気に入らない』と言い始めると、他の出演俳優も次々に不満を言い始め、ストーリーは二転三転。
『本の通りにやってください』と懇願するも虚しく終わる。
脚本初心者のみや子にとって、即興で書き直すのは至難のわざ。
ついに修正不可能な所まで来たところで本番を迎える。
好き勝手に振る舞う俳優陣と、それに迎合しちゃうプロデューサー達の様子に家族や職場の上司を重ねる人もいるのでは?
随所に笑いのツボがあって、家族でも楽しめちゃう。役作りのために野暮ったいファッションに身を包む鈴木さんの姿も印象的だったな。
『ラヂヲの時間』はU-NEXT 及びAmazon primevideoでご覧いただけます。(2020年4月現在)
2,血と骨(2004年 映画)
戦前・戦後時期に実在した金俊平の壮絶な生き様。
主人公をビートたけしが演じる。
肉親にも容赦なく暴力を振るい、女とあらばすぐに脱がせる。
立ち上げたかまぼこ工場は好景気を迎えるも一瞬、徐々に衰退の道を歩む。
この作品で鈴木京香さんは金俊平の妻・李英姫を演じ、最優秀主演女優賞を受賞。
『血と骨』は U-NEXTおよびamazon プライム・ビデオでご覧になれます。(2020年4月現在)
3,セカンドバージン(2010年 ドラマ)
あらすじ
20年前に離婚して以来、仕事ひと筋だった中村るい(鈴木京香)は敏腕編集者として出版界では信頼も高い。
ある集まりで17歳年下の鈴木行と知り合ったのをきっかけに不倫愛へ溺れていく過程を描く。
見どころ
清純派の役が多かった鈴木京香さんのチャレンジ作となった本作。
NHKらしからぬ過激なベットシーンも話題になりました。
脚本家が『ふたりっ子』などで有名な大石静さんということもあり、洗練された台詞も魅力的。
大石さんご自身もインタビューで台詞と併せて紹介されていました。
『ファーストバージンを失うのは、誰でも普通に訪れることよ。
でもセカンドバージンに陥った女が、そこを突破するは簡単じゃないの。
もうこれ以上、恥をかかせないで』
自分は45歳、相手は28歳という歳の差も気になるけれど、築き上げてきたキャリアを手放すわけにはいかない。戸惑いつつも理性を保った台詞ですよね。
『母であることも、妻であることも卒業できるけど、
女であることは、卒業できないんだってば』
大石さん自身も
「誰か異性を愛する――という時に本当の恋を感じると思うんです。
“発情期を過ぎてからの恋”というのが重いと思うので」
といったコメントを残しています。
そんな人へのエールとも取れる台詞かな。
セカンドバージンはNHKオンデマンドおよびU-NEXTでご覧頂けます。(2020年4月現在)
「行列の女神」の役どころは?
汐見ゆとり(黒島結菜)
空気を読まずに思ったことをそのまま言ってしまう為、周りをイラっとさせてしまうことがある。
料理研究家の母ようこから英才教育を受けて育ち、料理の腕とセンスはズバ抜けている。
「清流企画」の新入社員として、顧客開発及びフォローを担当。
『行列の女神』で演じるゆとり役についてはこんな風にコメントしています。
私の演じる汐見ゆとりは、ラーメン大好きで、良いも悪いも思ったことを素直に口に出して言ってしまう人です。そして、料理が天才的に上手という特技も持っています。面白いキャラクターを持った人を演じるのは難しさもありますが、楽しんで演じたものはみなさんにも伝わると思うので、一所懸命ラーメンバカになって楽しんで頑張ります。
引用:BSテレ東公式ページ
芹沢達美(鈴木京香)
「麺屋せりざわ」の店主であり、フードコンサルタント会社「清流企画」の社長。
「ラーメンの腕前は日本一」と評判が高い。
冷静かつ顧客心理をついたアドバイスを得意とする。
芹沢達美役を演じるに当たっての意気込みを鈴木さんのコメントがこちら。
生き生きと華やかな芹沢ではありますが、一転、仕事への取り組み方はとてもシビアでクールです。
口ひげを生やしたビジネスマンのような気持ちで演じます。
引用:BSテレ東公式ページ
まとめ
黒島結菜さんと鈴木京香さんの過去作品の一部をご紹介しましたが、いかがでしたか?
他の出演作品を見ることで、女優さんとしての変化の過程はもちろんのこと、自分だったり社会だったりに
ストーリーを重ね合わせて楽しめますよね。
『行列の女神』の放送開始も1週間を切りました!
美味しいラーメンを食べたくなること間違いなしなので今週末の買い出しの際にはお忘れなく。
『行列の女神』は2020年4月20日より毎週月曜夜10時に放送されます。
見逃した場合は、テレビ東京の番組が見逃し配信されているParaviで見られるのでご心配なく!
出演キャストのおもしろエピソードはこちら
皆さんこんにちは!優子です。 実は私、最近はまった漫画があるんです…。 その名も、『らーめん才遊記』! パパに借りて読んでるんですけど、これがなかなか面白いんです。 優子 ふぅ。おいしいラーメン食べたくなっちゃ[…]
『グランメゾン』の倫子と『行列の女神』の芹沢はどこが違うの?
と思う方はこちらが参考になります。
優子 パパたいへん! 福 朝からママ、どうしたの? 「ラーメン才遊記の漫画がドラマ化する」って聞いて検索したら、芹沢さんがいないの! […]
生年月日:1997年3月15日(23歳)
出身地:沖縄県
血液型:A型
3人姉妹の長女として生まれる。
「自己アピール力をつけなさい」と母親に促されたのをきっかけに活動を開始。
2012年『ウィルコム沖縄』のイメージガールコンテストで沖縄美少女図鑑賞を受賞。
同社のCMにも出演し、芸能界入りを果たす。
2013年映画『ひまわり〜沖縄は忘れない あの空を〜』で映画デビュー。
2014年ドラマ『アオイホノオ』でドラマ初出演。
2015年映画『あした天気になれ』で初主演を務め、同年『虹とマーブル』で舞台デビューも果たす。