アニメ「グレイプニル」のオープニングとエンディング主題歌を解説!

2020年4月スタートのアニメ「グレイプニル」を知っていますか?
SF、ホラー、エロ・・・色んな魅力満載の本作。
待望のアニメ化ということで、主題歌でどう世界観を表現しているのか!?

それでは、オープニング曲、エンディング曲の紹介をしていきますよ!

 

「グレイプニル」ってどんなアニメ?

ヤングマガジンサード(講談社)の武田すん先生による漫画が原作です。
2015年から連載が開始され、コミックスは8巻まで発売されています。(2020年5月30日現在)

画像引用:Amazon

着ぐるみの化け物に変身する少年・加賀谷修一は謎の少女・クレアと出会い、巨大な厄災を引き起こす謎のコインを求め、化け物達との戦いに巻き込まれていきます。

修一は奥手な性格で喧嘩が弱く、化け物に変身しても戦闘において力を発揮できないことが多々ありました。
そんな修一が変身した着ぐるみの中にクレアが入り、共に戦うことになるのですが、汚れ仕事をクレアが一人行おうとした時、彼女だけに罪を負わせないようにと

「二人で一つ」と心を決めるのでした・・・。

このアニメでは、「二人で一つ」がキーワードとなっているようです。

 

「グレイプニル」のオープニング主題歌

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OP曲は、Hikaru//のソロプロジェクトH-el-ical//(ヘリカル)が担当していて、
タイトルは「Altern-ate-」です。(2020年5月20日発売)

Hikaru//さんってどんな人?

Hikaru//さんはKalafinaの元メンバー。
Kalafinaといえば梶浦由記プロデュースの女性3人組ボーカルユニットで、その歌唱力の高さと独特な世界観から老若男女問わず支持されてきました。
また、「魔法少女まどか☆マギカ」など人気アニメの主題歌を数多く担当しており、ご存じの方も多いのではないでしょうか?

「Altern-ate-」はそんなHikaru//さんのソロとしてのメジャーデビューシングルとなっています。
Hikaru//さん自身、大の漫画好きらしく、今回のタイアップで原作をしっかり読み込んで臨んだそうです。

こんなエピソードからも意気込みが感じられ、ますます期待が膨らみますね!

どんな曲?

「グレイプニル」の残酷なストーリーとキャラクター達の苦悩を想像させる曲になっています。

歌詞は、厳しい現実に絶望しながらも立ち向かうんだという決意とともにあのキーワードが出てきます。
そう「二人で一つ」というワードです。
これは、修一とクレアがお互いの弱さを補い合いながら共に困難に立ち向かう様子を表現しているのでしょう。
アニメの話が進み、このワードの意味が分かったとき、きっと胸が熱くなりますよ!

この歌詞を圧倒的歌唱力と表現力を兼ね備えたHikaru//さんが歌うのだから、たまりませんよね!
ぜひ、フルで聞いてその歌声を堪能してみてください。

ちなみに、作詞もHikaru//さんが担当しているとのことで、驚きですね!!

 

「グレイプニル」のエンディング曲

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ED曲は、Mili(ミリー)さんが担当しています。
タイトルは「雨と体液と匂い」です。(2020年6月10日発売)

Miliとは?

「世界基準の音楽制作集団」を称する国際的に活動する音楽グループです。

ボーカルのCassie Weiさんはアジア系カナダ人で、日本で活動しながらカナダの大学に在籍しています。
そのCassie Weiさんが作詞も担当しており、その美しく澄んだ歌声が特徴です。
そして、クラシックをベースにした幻想的な世界観が作り上げられています。

ゲームアプリやCMへの楽曲提供で一躍人気となり、近年ではアニメ「ゴブリンスレイヤー」や、「メルクストーリア」でテーマソングを担当するなど、益々活躍の場を広げているようですね。

どんな曲?

ロック調のOP曲とは対照的に、Miliさんらしいしっとりとした幻想的な曲となっています。
アニメの内容がヘビーなので、その余韻を味わうのにちょうど良いですね。

濡れた指は 艶やかに誘う・・・と始まり、操られた僕の理性、ねじ伏せた官能、熱を帯びた頬・・・
その歌詞は少しドキドキする内容になっています。
クレアが修一の着ぐるみの中に入り、それを通して心を通わせる様子を表しているのでしょうか。

アニメを見終わった後に不思議な気持ちにさせてくれる一曲です!!

アニメ「グレイプニル」はAmazonプライム・ビデオdアニメストアU-NEXTで見ることができます。(2020年5月現在)