皆さん、暑くなりましたが元気にお過ごしでしょうか?
ここ数年の異常気象が気になりませんか?以前、フランスでは熱波で45度を記録したり、熱波と乾燥で山火事が発生するといったこともアメリカやオーストラリアで発生しました。かと思えば南米メキシコでは沢山の雹が降り1mも積もったというニュースもありましたね。
ここ日本でも近年、異常気象と言われる事象が起きています。
そこで今日は、地球規模の超異常気象を描いた2018年1月19日公開の映画『ジオストーム』を紹介したいと思います。
僕らが直面するよりはるかに大変な世界ですよ!
「ジオストーム」それは地球規模の異常気象
ジオストームは地球規模の超異常気象の事を言います。
英語で書くと”geostorm”。これは「大地・地球」を意味する “geo”と「嵐」を意味する “storm”を組み合わせて造った言葉ですね。ジオパークって言葉もありますね。「地球・大地」を意味する”geo”と「公園」を意味する”park”を組み合わせた言葉で、地球(ジオ)を学べる場所、公園を指しています。
この言葉が示す通り、地球規模の同時多発的な災害なので、人類は滅亡の危機に直面するディザスターアクション映画になっています。
『ジオストーム』あらすじ
ある日、気象コントロール衛生が暴走を始めたーーー。
たび重なる異常気象、頻発する自然災害。
この深刻な事態に世界はひとつとなり、「気象コントロール衛星」を開発。
全世界の天気は精巧なシステムで完璧に管理され、人類は永遠の自然との調和を手に入れたかに思えた。
ところが! ある日突然、衛星が暴走を始めた!
リオデジャネイロが寒波に、香港が地割れに、ドバイが大洪水に、そして東京も……。
この星をすべて破壊し尽さんばかりの、想像を絶する空前絶後の巨大災害が次々勃発。
なぜ!? いったい地球はどうなる!?
この地球滅亡の危機を受け、科学者ジェイクは、再び人類の英知を信じて仲間の待つ宇宙ステーションへと飛び立ったーー。
引用:「ジオストーム」公式HP
2019年、地球の各地で異常気象により大規模な自然災害に見舞われました。
世界各国はこの異常気象を問題視し気象をコントロールする事を考え、なんとそれに成功します!
ダッチボーイと名付けられた国際気象宇宙ステーション(ICSS)を中心に、人工衛星を使い気象コントロールシステムを作りました。そのおかげで世界の異常気象はほぼなくなり、自然災害による恐怖は永遠に克服されたかに思えました。
ある日、このシステムを開発した中心人物で総責任者のジェイク・ローソン(ジェラルド・バトラー)の行動や発言が管理責任者としての資質にはそぐわないと判断され、アメリカ合衆国上院の審問にかけられます。
そこで議論は白熱。元来の性格からジェイクが議長を罵倒するに至り、弟マックス・ローソン(ジム・スタージェス)の命令によりダッチボーイの管理チームから外されることに。
そしてそれから数年後、異変が起きます。
アフガニスタンで村が丸ごと氷におおわれたような現象が現れました。国連が現地を調査に訪れると、まるで瞬間冷凍されたような様子。同様に今度は南半球のブラジル・リオデジャネイロでも海岸が瞬間冷凍される事象が現れました。ビーチの人々は凍り、鳥や飛行機も冷凍され落ちてくる始末。
香港では急激な温度上昇により地面が爆発し始めます。地割れも起きて都会の高層ビルがドミノ倒しになりました。ロシアでも熱波により大規模な火災が発生。
インド・ムンバイでは巨大な竜巻が同時に発生。人々はなすすべもなく飛ばされていきます。ドバイではありえないほどの大津波、アメリカでは雷が頻発(というレベルではありません。雷に街ごと包まれたような状態です)、スタジアムでは雷に打たれ何万人も犠牲になる大惨事に。
日本も例外ではなく、東京の銀座では巨大な雹が次々に降り注ぎ、人々はパニックに陥り街は崩壊していきます。
世界の状況を重くみたアメリカ合衆国大統領のアンドリュー・パルマ(アンディ・ガルシア)は、緊急会合を開き、その災害の数々がダッチボーイの不具合である事を知ります。
この事態を解決するには、当初の開発総責任者ジェイクの力が必要ということになり、召集されることになりました。
ジェイクはICSS(国際宇宙ステーション)に送られることになるが…。
キャスト&吹き替え声優
ジェイク・ローソン
“Someone has turned the system into a weapon.” #Geostorm pic.twitter.com/nH5pSA8qvQ
— #Geostorm (@GeostormMovie) January 17, 2018
本作品の主人公で天才科学者の宇宙ステーション生みの親です。自然災害国際的対策チームのリーダー。
キャスト:ジェラルド・バトラー
1969年生まれ、スコットランド出身の俳優さんです。
なんと元々はエリザベス女王のマネージメントを扱う弁護士事務所にお勤めでした。アルコール依存症になるほど悩んだ末、弁護士としてのキャリアを手放して俳優に転向されたそうです。
「オペラ座の怪人」の主役ファントムを務めたことで有名です。
吹替え声優:上川隆也
1965年生まれ、東京都出身の俳優さんで、1995年のNHKドラマ「大地の子」で主役に抜擢されると注目されるようになります。
NHKでは2006年の大河ドラマ「功名が辻」で主役の山内一豊を演じた事でも有名です。現在は2011年から続く「遺留捜査」シリーズで主役の糸村聡を演じていますね。
お忘れの方もいらっしゃると思いますが、2013年から「ぐるぐるナインティナイン」の「グルメチキンレース・ゴチになります!」でレギュラーメンバーになったこともあるんですよ!
マックス・ローソン
“We have to shut the system down!” #Geostorm #mondaymotivation pic.twitter.com/IG7XltQ8tF
— #Geostorm (@GeostormMovie) January 8, 2018
システム総責任者ジェイクの弟。マックスも兄ジェイク同様に非常に頭がよく、国務省職員であり天才政治家です。
キャスト:ジム・スタージェス
1978年生まれ、イギリス・ロンドン出身の俳優さんです。
「ラスベガスをぶっつぶせ」のベン・キャンベル役で注目を浴びた俳優さんです。
吹替え声優:山本耕史
1976年生まれ、東京都出身の俳優さんです。0歳で赤ちゃんモデルとして活躍されたそうで、10歳の時には舞台「レ・ミゼラブル」にも出演されていたそうです。
1993年16歳で「ひとつ屋根の下」で車椅子の少年・文也を演じると、一気に知られるようになりました。色白ではかなげな演技で名前を知られるようになりましたが、最近は筋肉美が凄いと話題です。ボディビルダーの大会に出た事もあるそうですので、演技も素晴らしいですが、肉体美にも注目の俳優さんですよ!
サラ・ウィルソン
“You’re soliciting a secret service agent.” #Geostorm pic.twitter.com/JoCqfBEWlM
— #Geostorm (@GeostormMovie) January 25, 2018
マックスの恋人で、シークレット・サービス・エージェント。
シークレットサービスに所属するだけにとてもタフで頭もよく、とっさの事態に対処できる頭の回転の速さです。
キャスト:アビー・コーニッシュ
1982年生まれ、オーストラリア出身の女優さんです。
13歳からモデルを始め、徐々にテレビドラマや映画に出演されるようになりました。
2014年の「ロボコップ」(1987年ロボコップのリメイク版)ではヒロインのクララ・マーフィーを務めたことで有名です。
吹替え声優:ブルゾンちえみ
1990年生まれ、岡山県出身のお笑い芸人さんです。でしたと言った方がいいかもしれません。
というのも今年3月に「ブルゾンちえみ」という芸名を手ばなして、本名の藤原史織さんとしてフリーで活動されているそうです。
元々4月からイタリアへ留学される予定だったようですが、このコロナ禍で延期されたようです。
また違う活動を通して、楽しさを提供してくれるかもしれません。楽しみです。
その他
デイナ(キャスト:ザジー・ビーツ)
マックスの友人で部下のサイバーセキュリティエンジニア。
吹替え声優:朴璐美
『鋼の錬金術師』では主人公のエドワード・エルリックを、『BLEACH』の日番谷冬獅郎を演じ、進撃の巨人ではハンジ・ゾエを演じていらっしゃいます。ご存じの方もいらっしゃいますよね!たまりません。
ウーテ・ファスベンダー(キャスト:アレクサンドラ・マリア・ララ)
ドイツ人のICSS司令官。
吹替え声優:田中敦子
洋画作品の吹き替えでは、ニコール・キッドマンをはじめ、ケイト・ベッキンセールやレイチェル・ワイズ、グウィネス・パルトロー、ジェニファー・ロペス、モニカ・ベルッチなどを多く担当されています。有名なところでは、『攻殻機動隊』の草薙素子。こちらが最も有名かと思います。そのためあだ名は「少佐」だそう。ステキすぎます。
吹替えは賛否両論あるけれど、是非とも吹き替えを!
吹替えは賛否両論ありますが、次々と展開するディザスターアクション映画なので、ここは是非とも吹き替えで見ていただきたいです!
僕としては字幕を追っている間に展開する映像を見逃して欲しくないんですね~。なので、1度目は吹き替えで映画の内容そのものを楽しんで欲しいなと思います。