アベンジャーズ/エンドゲーム世界興行収入でアバター抜き首位に君臨

これが、正義。
世界中が、ヒーローたちの“誇り”に涙した──。

世界を変えてしまえるほどの巨大な力を手に入れた強敵・サノス

そのサノスと対峙したヒーロー軍団・アベンジャーズ

そして現実世界においても、世界興行収入でトップに君臨してきた強敵『アバター』に打ち勝ちました

『アベンジャーズ/エンドゲーム』が世界興行収入で『アバター』を抜く!

2019年7月、マーベル・スタジオにとって大いなる時を迎えました。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』劇場公開から13週目にして、10年ぶりの記録更新、まさしく“前人未到”の偉業達成となります。

これを受けて監督であるアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟は、世界中のファンに向けて、「この宇宙にいる素晴らしいファンのみなさんに、心から深く感謝いたします」とコメントしています。

これだけのヒット、劇場に足を運ぶファンは当然世界各国にいるんですね!

国別の興行収入

アメリカ:8億5,300万ドル、中国:6億1,400万ドル
イギリス:1億1,400万ドル、韓国:1億500万ドル、ブラジル:8,500万ドル、メキシコ:7,700万ドル
(2019年7月時点の国別興行収入)

アメリカ本国での興行収入はもちろんのこと、中国での人気の高さにはビックリ!
でも、どういうわけか日本はトップ10にも入らない…。なぜだろう!?

驚くことに前作『インフィニティ・ウォー』と『エンドゲーム』は立て続けに撮影されています。たった2年間の間に興行収入”1位”と”5位”の作品が生み出されたことになりますね。

歴代アベンジャーズのランキング
アベンジャーズ全作品の全世界歴代興行収入ランキング(2020年5月現在)
第1位   アベンジャーズ/エンドゲーム
第5位 アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
第8位 アベンジャーズ
第11位 アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン

これまでの上映されたアベンジャーズのランキングに注目!
すべてのシリーズがランキングの上位に食い込む人気ぶり!

 

記録を塗り替えられた巨匠ジェームス・キャメロン監督の心境は?

キャメロン監督といえば、『ターミネーター』や『トゥルー・ライズ』など、数々の作品をヒットさせた巨匠ですよね。

1997年『タイタニック』で興行収入1位を獲得。そして、2009年に『アバター』で自らの記録を塗り替えます。じつに20年以上もキャメロン監督の作品がトップだったことになります。

『エンドゲーム』に抜かれたことでキャメロン監督の本心が気になるところです。

至って冷静なキャメロン監督

『エンドゲーム』が歴代興収記録を塗り替えた際に祝福のメッセージを送ったキャメロン監督。

むしろ、観客が劇場に足を運び続けてくれる状況に安心しているというのです。

というのも、本人曰く

「今でもお客さんが劇場に足を運んでくれるエンタメが成立しているということ。アバター続編を製作するにあたり、一番恐れていたのは、もしかしたらエンタメ市場が大きく変化し、観客は暗い映画館で大勢で同じ画面を観ることを楽しめなくなってしまったのではないかということだった」

さすが、映画界を背負う巨匠は見ている先が違いますね。

ちなみにキャメロン監督は現在、『アバター』の続編の制作を続けています。現時点で第2作は2021年12月、第3作は2023年、第4作は25年、第5作は27年に公開される予定となっています。

素晴らしい業績には賞賛を送り、自らはさらに高みを目指すという素晴らしい関係が出来あがってますね。

 

というわけで、アバターの続編にはまだ時間がありそうなので、MCU作品の合間に『アバター』もチェックしてみては?

画像引用:Amazon

『アバター』はU-NEXTTSUTAYA TVで見られます。(2020年6月現在)

 

日本では意外と苦戦!?その理由は?

さてさて、世界興行収入で一番の記録を打ち立てたそんな『エンドゲーム』ですが、日本ではどうだったのでしょうか?

なんと日本では、歴代興行収入は百位以内にも入っていないのです。

日本歴代興行収入ランキング
(2020年5月現在)

1   千と千尋の神隠し – 東宝 (2001年)
2   タイタニック – 20世紀FOX (1997年)
3   アナと雪の女王 – ディズニー (2014年)
4   君の名は。 – 東宝 (2016 年)
5   ハリー・ポッターと賢者の石 – ワーナー (2001年)
6   ハウルの動く城 – 東宝 (2004年)
7   もののけ姫 – 東宝 (1997年)
8   踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ! – (東宝 2003年)
9   ハリー・ポッターと秘密の部屋 – ワーナー (2002年)
10 アバター  – 20世紀FOX (2009年)

苦戦の理由を考察

そもそも日本には日本文化を反映した魅力的なコンテンツが豊富だということですね。

それから日本は劇場に足を運ぶのは女性が多いということ、カップルであってもヒーローものはなかなか選ばれないですよね。

根本的なところで面白い意見としては、ヒーロー像の違いです。想い起してみてください。あなたにとってのヒーローは誰ですか?

日本のヒーロー像

日本においてヒーローやその周りの登場人物は、多くが少年や少女ではないですか?

『ドラゴンボール』『名探偵コナン』『新世紀エヴァンゲリオン』…。ジブリ作品は少女が多いかな。

私たちは、アメコミのような大人のヒーローではなく、まだ未熟な少年性に価値を見出しているようなのです。

とはいえ、日本にも僕のようなMCUファンはたくさんいます。
大人になっても楽しめるMCUを一緒に盛り上げていきましょう!

 

さいごに

『アベンジャーズ/エンドゲーム』の世界興行収入の記録について、そしてそれまでトップに君臨しつづけたジャームス・キャメロン監督の本心、そして日本での評価について紹介してきました。

内容が面白いのは世界中の人が証明しています。今まで縁がなかったけれど一度見たらハマってしまう人が続出するのは間違いなし!

是非一度、MCUの世界をのぞいてみませんか?

 

『アベンジャーズ/エンドゲーム』はU-NEXTdTV ParaviTSUTAYA TVmusic.jpで見られます。(2020年5月現在)
『エンドゲーム』はMCUが10年かけてたどり着いた集大成となっています。この作品をより楽しむためには前編ともいえる『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を先に見るのをおススメします。
『インフィニティ・ウォー』についてのリンクもチェックしてみてくださいね。
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