アカデミー賞の歴史でヒーロー映画において史上最多受賞!
「ブラックパンサー」は、第91回アカデミー賞授賞式では7部門にノミネートされました。
作品賞・作曲賞・主題歌賞・音楽編集賞・録音賞・美術賞・衣装デザイン賞の7部門のうち3部門を受賞しました。
ヒーロー映画としても快挙なんですが、アメコミ映画としてもアカデミー賞作品賞にノミネートされるのは史上初のできごとなのです。
『ロッテン・トマト(Rotten Tomatoes)』という映画評論する辛口サイトがありますが、その映画評論サイトで「ブラックパンサー」は、一般の映画ファンも評論家も含め絶賛作品として話題になりました。
おすすめ映画として高い評価をされました。なんと!支持率97%と驚異的な数字を叩き出したのです。
今までのヒーロー映画は「ダークナイト」や「アイアンマン」が94%を記録していてこの数字を上回る作品はないと言われていたのに、3%も上回った「ブラックパンサー」はとてもすごい作品ということがわかりますね。
「ブラックパンサー」アカデミー賞3冠を部門ごとに解説!
作曲賞
「ブラックパンサー」で作曲賞受賞した音楽プロデューサーを紹介します。
出身地:スウェーデン
生年月日:1984年9月1日
映画作曲家・音楽プロデューサーで活躍中。
映画では、2013年にサンダンス映画祭・カンヌ国際映画際などで受賞した。
音楽プロデューサーでは、2010年音楽の最高峰のグラミー賞で年間最優秀アルバムや年間最優秀レコード賞に4部門ノミネートされた。
これらかの音楽業界の担い手として若い才能を発揮させている。
「ブラックパンサー」のワカンダ国はアフリカを元にした架空の国。
その世界観をルドウィグ・ゴランソンはアフリカカルチャーを取り入れ、アフリカ民謡楽器と西洋楽器を融合させて物語に音の命を吹き込みました。
ルドウィグ・ゴランソンは、実際にアフリカのセネガルへ行ってアフリカ文化の音楽を研究したそうです。
美術賞
次に受賞した美術賞について紹介します。
出身地:アメリカ・オハイオ州
年齢非公開
プロダクション・デザイナーとして活躍をしているアフリカ系アメリカ人。
第89回アカデミー賞作品賞した2016年公開の映画『ムーンライト』でも美術を担当している。
架空の国ワカンダの世界を東アフリカの部族やコンゴの神秘的な自然に影響されて作り上げたそうです。
アカデミー賞授賞式で、ハナー・ビーチラーのフェイスジュエリーがインパクト大。
それは顔の中心に架け橋のようなジュエリーを身につけて、アフリカ伝統をモダンに表現していました。
ワカンダをイメージしたとインタビューで答えてましたが、その独創的なフェイスジュエリーが注目を浴びていました。
男の僕から見ても素敵だったフェイスジュエリー。今後、流行しちゃうかも!?
衣装デザイン賞
最後に衣装デザイン賞の紹介です。
出身地:アメリカ・マサチューセッツ州
生年月日:1960年4月10日
衣装デザイナーとして活躍している。
スパイク・リー監督作品の衣装を多く手がけている。
1992年公開映画「マルコムX」や1997年公開映画「アミスタッド」でアカデミー賞授賞式において衣装デザイン賞にノミネートされたことがある。
「ブラックパンサー」での衣装は350種類以上もありほとんどの衣装にルース・E・カーターが携わっているそうです。
ワカンダは近代的スタイルとアフリカ民族の衣装を融合させたスタイルとなっていてます。
受賞のスピーチでルース・E・カーターは、「衣装にヴィブラニウムを付けるのはとってもお金がかかるのよ」とユーモアを入れたスピーチをしていました。
ルース・E・カーターは、3度目のアカデミー賞衣装デザイン賞にノミネートされて念願の受賞でした。
衣装デザイン賞は『衣装が素晴らしい・ファッション性・文化性・再現性』を中心にさまざまな観点を超越した作品に贈られる賞だからすごいよね。
「ブラックパンサー」のあらすじ
あらすじ
アフリカの秘境にあり、誰にも創造できないようなハイテクなテクノロジーをもった超文明国のワカンダ。
世界を変えるパワーをもつ鉱石【ヴィブラニウム】を守っている。
父である前王の急死によって王位を継いだティ・チャラ。国の秘密を守る使命を背負うことになった若き王。
世界を変えるパワーをもつ鉱石【ヴィブラニウム】を悪者の手から守るため、ブラックパンサーとして漆黒の戦闘スーツに身を包む。
祖国のため、世界を守るために戦うティ・チャラを待ち受けている運命とは…!?
今回の映画で主人公として初登場!漆黒の戦闘スーツかっこいいな~!
まとめ
「ブラックパンサー」アカデミー賞3冠受賞したヒーロー映画で史上最多の快挙を紹介してきました。
いかがでしたでしょうか?
「ブラックパンサー」の総製作費は2億ドル。日本円でおよそ200億円です。とんでもない金額の製作費ですよね。
しかし、興行収入はヒーロー映画史上初の収益として13億ドル、日本円で1300億円という収益を叩きだしました。
これもまた、マーベル映画史上の高額な製作費であって高額収益なのです!
このすごさは実際に映画を見て体感してほしいな~。本当にすごい映画だよ。
さまざまな快挙が満載の映画「ブラックパンサー」を体感してみてください。