毎週木曜日に放送されているドラマ「アンサングシンデレラ」。
薬剤師である葵みどりが患者のために日々奮闘する姿を描いた、ドラマの第7話が8月27日の放送に放送されました。
「アンサングシンデレラ」第7話 注目人物!
ここで、今作の登場人物をご紹介します。
その疑惑の渦中にいる古賀真奈美を演じるのは・・・渡辺万起子さんです。
そんな病にも負けずに明るく接している少女を演じるのは穂志もえかさんです。
1995年8月23日生まれ。
千葉県出身。
上智大学文学部卒業。
幼少期に習っていたクラシックバレエを通じて表現する魅力・楽しさを知り女優を志す。
ミスiD2016に応募し見事グランプリ。
「ラジエーションハウス」や「獣になれない私たち」等に出演。
従順な秘書、鴨居健介を演じるのはモロ師岡さんです。
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— 【公式】アンサング・シンデレラ (@unsung2020) August 24, 2020
「アンサングシンデレラ」第7話 あらすじ
朝、始業前に準備体操をしている葵たちの前に、販田聡子が薬剤部の人員不足を解消するための作業用ロボットを導入する提案を持ってきました。
意気揚々とロボット導入の夢を語る販田に対して、葵たちは聞き流しています。
しかし、そのロボットを導入するためには億を超える高額な予算が必要なのです。
予算を勝ち取るために院長へ交渉をしていく必要がある販田は、葵に問題を起こさないように釘をさすのでした。
そんな葵に瀬野が結果が出たと教えます。
結果というのは、急性骨髄性白血病で入院中の簑島心春の検査結果なのでした。
心春は中学生の時に急性骨髄性白血病で入院。一時は寛解をしたものの、再発し入院。
その後の検査結果が出たのでした。
葵は新人の時に初めて担当したのが心春だったのです。
検査結果が良好で退院のめどがつくという事を喜ぶ2人の前に、病院長の案内で特別室に入る患者がいたのでした。
寛解(かんかい)とは・・・・治療前にあった、病気の原因になっているものが見た目上分からなくなった状態のことを指します。つまり臨床的に問題がない、生活に支障がない程度にまで病気の状態が改善、もしくは安定することです。
治療や検査の必要がなくなった状態ではない。治癒ではない。薬や検査を怠ると病状が再燃する可能性があります。
治癒は完全に治って、病気の原因になっているものがなくなったことをいい、治療の必要はなくなります。
パワハラ疑惑の国会議員 古賀真奈美と慕う秘書 鴨居
特別室に入院したのは、国会議員の古賀真奈美でした。
左尺骨のヒビで入院。ヒビ程度で入院はなかなかしないのですが、入院する理由があったのです。
古賀真奈美は元私設秘書に対してのパワハラ疑惑でマスコミに追われる立場でした。
マスコミ対応中に転倒し左尺骨にヒビが入る怪我をしこれ幸いと入院してきました。
入院してきたのは極秘。
なので、真奈美は素性を隠し、入院中も変装をしてごまかしていました。
事実を知っているのは病院長と担当医の整形外科の大津君郎先生のみ。
そこへ葵と相原は古賀に容態を伺うために病室へ訪れるのでした。
古賀に怪我の容態を聞き出したい葵と相原。
しかし質問することに関しては秘書の鴨居がすべて答えてしまい肝心の本人からは何も聞きだせない始末。
だが、5年前から治療をしているという気管支喘息に関して、容態を聞きだしたい葵。
やっと口を開けた古賀からは「検査はしない」とはっきりと言われてしまいます。
葵は、古賀が苦しそうに胸を抑える様子が気になるのでした。
古賀真奈美と簑島心春の出会い
心春が退院に向けて葵に手紙をこっそり書いているところにたまたま古賀が現れました。
2人はしばらく話をします。心春は長い間入院していたこと、骨髄のドナーが居てくれて助かったこと等話をしたのでした。それを古賀も聞いています。
2人で話をしていると古賀が胸を押さえて苦しみ始めてしまいました。
助けを求め、走る心春。
出くわした葵に助けを求め、古賀は何とか事なきを得ることが出来たのです。
しかし、心春も自分の身体に異変を感じていたのでした。
古賀が胸を押さえ倒れこんだこともあり再度検査を受けるように勧める葵。
しかし、古賀はそれを拒否。
また薬剤師である葵に「薬剤師は薬だけ処方していればいい」と言い放つのでした。
心春との会話、葵との会話からの医療に関してとても詳しい古賀。
葵はというと今回の再検査の提案をきかっけに古賀に嫌われてしまい、接触禁止になってしまいました。
しかし葵はあきらめず、主治医である大津に新エコー検査と血液検査をお願いしますが、拒否されてしまうのでした。
葵は秘書の鴨居に呼び出され、現在の国会議員としての古賀の立場の説明を受けます。
そんな古賀に対して、鴨居は剛腕で実行力のある古賀こそ本物の政治家であると説明をします。一見わがままに見える古賀の態度。しかし、秘書鴨居は近くで古賀の政治家としての働きっぷりを見てきただけに悩みや葛藤をよく知っています。
だからこそ、入院し体調も悪いのに検査は受けないという判断をするのでした。
心春と葵の関係性
古賀を助けた行動で自分自身の身体に異変を感じた心春。
CT検査によって、肺塞栓が見つかってしまい退院が延期になってしまったのでした。
心配して様子を見に来た葵に対して笑顔で元気に治療を頑張ると心春は言っていましたが、影で泣いていたのでした。
心春と葵の関係。葵が新人の時に心春の担当として瀬野が任命しました。
葵は妹を白血病で亡くしているのでした。
すぐ患者に感情移入してしまう葵。
妹と同じ病気である心春を特別扱いせずに他の患者と同じように冷静に平等に扱えるかということで任命したのでした。
最初はやはり葵にとっては難しく感情に流されてしまっていました。
しかし、心を入れ替えて他の患者同様に平等に扱うようになっていきます。
そこから長い間治療を続けてきた心春。それを応援してきた葵。そんな関係の2人なのです。
泣いている心春の元に古賀がやってきます。
あと2日で退院のはずだった心春。「やれる治療があるだけマシだから」と何もできず亡くなっていった子たちを想いながらつぶやくのでした。
国会議員 古賀真奈美の過去
久しぶりに外に出られた心春。
そこへたまたま古賀が通り過ぎます。もう一度古賀と話をする葵。
そこで古賀の過去に触れます。
古賀は高校時代に親友を亡くし、以来医療制度の拡大を目指し、厚労省で骨髄バンクやドナー提供等の確立に尽力していた人物だったのです。
正しい医療が多くの人に広がるように政治家として尽力してきた功績をたたえた上で再度検査を受けるようにお願いする葵。
心春の頑張りと自分が確立した骨髄バンクで今を生きている心春に感銘、そして葵の熱心な仕事ぶりに再検査を受ける気になったのでした。
「アンサングシンデレラ」第7話 まとめ
古賀の病状はどうなのか、心春はちゃんと退院できるのか、気になるところは本編でご確認ください。
最後に古賀と葵の会話で印象的な部分がありました。
葵は薬剤師の仕事に関して「患者を観ること」であるといいます。
一方古賀は国会議員の仕事に関して「国民の声を法や制度に反映していく。そのために作る力と聞く力が求められる。だから少し強引でも突破する力が必要」と話をしていました。
今回のパワハラ疑惑に関しても少々聞く力が足りなかったと反省する古賀。
“聞く力”は日常生活でも以外と難しい力なのではないかと思います。
今回のドラマは医療ドラマなので、医療のことが多く出てきますが、古賀真奈美という人物を通して、何かを突き通したい気持ちが人との距離感を見誤ってしまうことは現実でもよく起こりうることなのではないでしょうか。
心春という少女との出会いが国会議員古賀の心を変えたきっかけになったのだと思います。
本日第7話❗️
温かいお話です♡辛くても笑おうとする小春が苦しくて…演じている穂志もえかちゃんが可愛くて切なかったです。渡辺真起子さんモロ師岡さんとの時間も楽しく、医療制度に対して色々考えさせられる回でした。是非お楽しみに!
石原さとみ pic.twitter.com/ljrVa8vUdJ
— 【公式】アンサング・シンデレラ (@unsung2020) August 27, 2020
ぜひ、本編でも古賀と心春のやり取りをご覧下さい。