『ハリーポッターとアズカバンの囚人』映画キャストをご紹介します!

ハリー・ポッターシリーズの第3作目、『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』は、ハリーの両親の死の真相に近づいていく物語です。全2作の子供向けというイメージを覆す作風となったことが話題になりました。

今回は、新たに加わったキャストを中心に、登場人物とキャストについて紹介していきます。

 

基本情報

原作:J・Kローリング著『ハリー・ポッター』第3巻
公開:2004年に公開
監督:アルフォンソ・キュアロン
脚本:スティーヴ・グローヴス

前2作で監督をしていたクリス・コロンバスが降板し、メキシコ人監督であるアルフォンソ・キュアロンが務めました。物語の展開も影響して、今作から暗い雰囲気のあるシリアスな作風になっています。

 

あらすじ

ホグワーツ魔法魔術学校の3年生になったハリー・ポッターは、アズカバン刑務所の囚人、シリウス・ブラックが脱獄したという噂を聞く。ブラックは、ハリーの命を狙っているのだという。ブラックから生徒を守るため、ホグワーツにアズカバンの看守ディメンター(吸魂鬼)が配備される。

ハリーは、新たに教授として就任したリーマス・ルーピンらと共に学校生活を送る中で、ブラックがかつて父の親友であったこと、父を裏切って死に追いやったことを知るのだが…。

 

登場人物とキャスト

お馴染みのキャラクター達

ハリー・ポッター:ダニエル・ラドクリフ

ホグワーツ魔法魔術学校の3年生。幼い頃に両親をヴォルデモートに殺され、人間の親戚に育てられた。あらすじの通りブラックに命を狙われながらも彼の過去を知り、怒りを募らせることに。

ロン・ウィーズリー:ルパート・グリント

ハリーの友人で、同じくホグワーツの3年生。今作では入学当初から飼っているネズミスキャバーズが鍵となる。

ハーマイオニー・グレンジャー:エマ・ワトソン

ハリー、ロンの友人でホグワーツの3年生。時をさかのぼる逆転時計を使って、様々な授業を複数受講するほど勉強熱心
この3人はもうお馴染みですよね。ハリー・ポッターシリーズ全作で演じています。シリーズの進行と共に、この3人の成長が見られるのも楽しいですね。

アルバス・ダンブルドア:マイケル・ガンボン

ホグワーツの校長で、ハリーを初め多くの生徒や教師から信頼されている

前作まで演じていたリチャード・ハリスが2002年に亡くなったため、今作からマイケル・ガンボンが演じることになりました。ちなみに、代役候補には、クリストファー・リー、イアン・マッケラン、ピーター・オトゥールらの名前も挙がっていました。

1940年生まれで現在79歳、当時は60代でした。2015年に、記憶力の低下を理由に舞台からは引退すると表明していますが、ドラマや映画には出演しています。

代表作は『トイズ』、『インサイダー』、『英国王のスピーチ』などです。

セブルス・スネイプ:アラン・リックマン

ホグワーツの魔法薬学の教師。無愛想で、ハリーを目の敵にしている。また、過去に自身が所属していたスリザリン寮への贔屓が露骨で他の寮生からは嫌われ者。

アラン・リックマンは2016年にすい臓がんで、69歳という若さで亡くなっています。

映画の製作陣の中で唯一、スネイプの過去を原作者のJ・Kローリングから知らされていたアラン。今作では過去を知っているからこそ生まれたアドリブのシーンがあります。

一体どのシーンなのか、探してみてください。

新キャラクター

シリウス・ブラック:ゲイリー・オールドマン

親友だったハリーの父、ジェームズ死に追いやったとされている人物。今作のタイトルにもなっているアズカバン刑務所を脱獄した囚人
どうして親友を裏切ることになってしまったのか、脱獄してハリーの命を狙う理由は何なのか、ぜひ注目してみてください。

演じるのはゲイリー・オールドマンです。1958年生まれで現在62歳、ハリー・ポッターシリーズに出演していた時は40代後半~50代前半でした。『レオン』や『フィフス・エレメント』など、狂気に満ちた悪役を演じることが多く、その印象が強い人も多いのではないでしょうか。

しかし、本人的には悪役のイメージがついていることが悩みの種だったようです。「自分の子供たちが観られる作品に出たい」と自ら志願して出演したのが家族向け映画ロスト・イン・スペース』。
しかし、息子には「こんな駄作に出ちゃだめだよ」と叱られたというエピソードがあります。素敵なパパですね。

徹底したストイックな役への姿勢は世界中から高い評価を得ており、ブラット・ピットダニエル・ラドクリフなど、彼から影響を受けたと公言する俳優はたくさんいます。

リーマス・ルーピン:デイビッド・シューリス

新しく「闇の魔術に対する防衛術」教授に就任しホグワーツにやって来る。かつてジェームズやブラックと親友だった。

演じるのはデイビッド・シューリス。1963年生まれで現在57歳、ハリー・ポッターシリーズに出演していた時は40代ですね。出演作に『ドラゴンハート』、『キングダム・オブ・ヘブン』、『ワンダーウーマン』などがあります。

彼のお気に入りのシーンは、ルーピン先生の授業で登場した「リディラクス」を唱える場面だそうです。ちなみに「リディラクス」はばかばかしいといった意味で、自分の最も恐ろしいものに変化している妖怪(ボガート)に向かって唱え、笑えるものに変化させることで撃退する魔法です。

 

映画『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』を見るには?

いかがでしたか?まだまだ多くの生徒、教師が登場します。どのキャラクターも個性的で印象に残りますよね。

シリウス・ブラックの意外な事実に驚くこと間違いなしの作品です。ぜひご覧ください!

『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』は、U-NEXTamazonプライム・ビデオdTV TSUTAYA TVで見られます。(2020年8月現在)
アイキャッチ画像出典:Amazon